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ロックの部屋

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RADIOHEAD

kidA

 
サマーソニック2003の感動から、はや一ヶ月半。再び彼らの世界へ入りたくなった私は、録りダメしたライブビデオを見ることにしました。

「モーニング・ベル」から始まるライブはサマーソニックと変わりなく素晴らしい。暗く落とされたステージに赤・青・紫・黄色の照明。1曲目から入ってしまった。

「THE NATIONAL ANTHEM」トム・ヨークのヴォーカルは、歌というよりは祈りに近い。フリージャズを想わせるアナーキーなホーンセクション、深く沈み込むベース音。

「YOU AND WHOSE ARMY?」マイクを両手で抱え込み語りかけるトム・ヨーク、ギターが美しい序章。徐々に盛り上がり上りつめる、そしてまた静寂………。

「PACKT LIKE SARDINES IN A CRUSHD TIN BOX」一転、タンバリン手に動きまくるトム・ヨーク。

「DOLLARS & CENTS」トム・ヨークの変幻に揺れるヴォーカルにシンセサイザーとギターの細かいリズムが絡む。深く深く沈んでいく。美しすぎる。

「HOW TO DISAPPEAR COMPLETELY」今度はアコースティックギターを弾き語るトム・ヨーク。シンセサイザーの神秘的な倍音に、もう私ジーンときて、涙ポロポロ。どこまでも連れて行ってほしい。

「I MIGHT BE WRONG」ギターがじんじん気持ちがいい。カッコイイ。

「KNIVES OUT」ふあーっと空間に漂う、甘く、浮いてるような気持ちになる。素敵。

「IN LIMBO」ファンタジー!

「PYRAMID SONG」ピアノとアコースティックベースとのハーモニー。うねるシンセサイザー、もう私完全にトリッブ状態。

「IDIOTEQUE」ここは地球じゃない。火星か!?

「EVERYTHING IN ITS RIGHT PLACE」ここは宇宙、ずっと漂っていたい。

「MOTION PICTURE SOUNDTRACK」宇宙の旅も終わり、地球に戻る時がきたようだ。海が見える、山が見える、氷河が見える。

RADIOHEAD号と共に無事地球へ帰還。

amnesiac


このライブ映像はアルバム『KID A』と『AMNESIAC』からの曲が中心のライブのようです。『OKコンピューター』からファンになった私ですが、『KID A』はそれほど好きになれなかったというか、理解できなかったアルバムだったのですが、こうやって聴いてみると、とても心地よいです。やっと彼らの音楽に追いついたということでしょう。『KID A』もとても好きになりました。



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